2012年8月18日土曜日

絞りの浴衣で


残暑は厳しいけれど、朝晩は少しずつ秋の気配がしてきましたね~ (´∀`)

8月後半の土曜日、夕涼みがてらに近所のお祭りに行ってきました。




絞りの浴衣に、博多織の半幅帯。

この浴衣は、夢ねこが結婚したときに、義母が誂えてくださったもの。


もう何年も前のものだけれど、ふんわりした柔らかい風合いになって、

風を通してくれるので、とっても涼しい~(*^o^*)


色柄が夢ねこにはちょっと派手だけれど、帯で変化をつけて、 末永く着ていきたい大切な浴衣です。


それにしても、心はもう秋に向かっているのに、残暑が厳しくて、 この時期の着物って難しい。

浴衣も、夏きものも、新鮮味がなくなって色褪せて見える。

着物を着るようになると、心も季節を先取りするようになるから、 夏の装いは、もう季節外れに思えてしまう。


残暑とおしゃれとの兼ね合いが難しい、ちぐはぐな時期です。

2012年8月12日日曜日

桔梗柄の絽のきもの

夏が日増しに色褪せて、秋が恋しい季節ですね。 

今日は、桔梗柄の絽のきものを着てみました。



この着物は叔母からいただいたもの。

丈も裄も身幅もことごとく小さいので、外に着ていくことはできませんが、柄が涼しげで気に入っているので、おうち着として袖を通してみました。

これはデパートで誂えたものなので、夢ねこ所有のプレタの絽小紋と比べると、 どことなく着物自体に品がありますね~。

(当たり前といえば当たり前だけれど、プレタとオートクチュールの違いを身をもって実感!(*゚ー゚)ゞ


プレタって、リーズナブルで、丈も裄もそこそこあってそのまま着用できるから、ついつい買ってしまいますが、実際着てみると、心がときめかないというか、着物を着た時の、あの幸せな昂揚感がちっとも湧いてこないのです。

ときめきどころか、大量生産品が持つペラペラした質感にテンション下がりまくり┐( ̄ヘ ̄)┌ダウン


特に夏は、わざわざ暑さを我慢して着るのだから、自分がほんとうに気に入ったものでないと着る気がしないし。

そんなわけで、もうプレタには当分手を出さずに、サイズの合う、質のいい、手ごろな値段の着物をじっくり探すことにします。

夢ねこのハートをわしづかみするような、ときめく着物に出会えるといいな~恋の矢

2012年8月3日金曜日

はじめての紗の着物:透け対策と暑さ対策

ヤフオクでポチッたプレタの紗の着物を着てみました。


ポリエステル製ですが、シャリ感があって薄くて軽くて、ポリ絽よりも断然涼しい!




(前から気になってたけれど、夢ねこの帯締めの結び方、間違ってる?)



問題は、「透け対策」です。


ほんと、紗って、恐ろしいくらいスケスケ。


いろいろ工夫しないと下着が丸わかりになってしまいます。


「透け対策」と「暑さ対策」という矛盾する問題をどう解決するか。

(ついでに、経済的にいかにお金をかけずに解決するか、という問題もあります。)


そんなわけで、今回は手持ちの小道具であれこれ工夫をしてみました。



【上半身】

汗とりパッド付きタンクトップに、ポリ絽の半襦袢(身頃は木綿)


【下半身】

ベージュのクレープ地ペチコートに、爽竹の裾よけ。

(これで下着の線はカバーできた模様)


【二部式襦袢対策】

通常ならば、半襦袢の裾が表に響いてしまいます。

そこで、半襦袢の裾をペチコートの中に入れて、この問題をすっきり解消。