2012年9月15日土曜日

あたらしい着物暦を!

9月半ばとはいえ、連日30度越えの残暑の厳しい東京。

とりあえず、小物だけは秋ものにしてみました。



着物は、ようやく出番が回ってきた浴衣兼用の綿麻紬。

(7月に着た時は暑苦しい色だった~。)

                
帯は、曖昧な時期に活躍してくれるポリ献上のなごや帯。




下の画像は、帯揚げを明るい黄色に変えた例。

上の画像の、くすんだ緑色の帯揚げだと落ち着いたイメージ。

下の黄色の帯揚げだと、顔映りがぱあっと明るくなります。

よく言われることだけど、帯揚げひとつで印象は変わるものですね。



それにしても、ここ何年かで気候ががらっと変わったし、もともと着物の暦って、太陰暦にもとづいているから、 現状に合うように着物暦をフレキシブルに改変して、9月にこそ夏着物を楽しんでもいいんじゃないかなー。


群ようこさんも『きもの365日』で、

「新しいきものの衣更え暦が必要だ、というか、もう、あまり、礼装以外はきちきちすぎるのはやめましょう」

と書いていらっしゃるけれど、まったく同感。



着物って、ほんと、決まりごとばかりで (とくにお茶の世界の着物などはがんじがらめで)挫折しそうになる。


9月いっぱいは浴衣もOK、ぐらいに、もっと気楽・気軽に、着物を楽しめるようになればいいのにと切に願います。

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