2012年10月10日水曜日

午後の海列車

水曜日、家の近くで開催された谷内智範 (やち・とものり)さんのギター・ソロコンサートへ。


                  
プログラムは;

カナリオス(Gaspar Sanz

ブーレー(J. S. Bach

アルハンブラの想い出(Francisco Tarrega

午後の海列車(谷内智範)

マシ・ケ・ナダ(Jorge Ben

主よ、人の望みの喜びよ(J. S. Bach

        

アンコール

禁じられた遊び

幼い二人の姉妹


 

透明感のある美しい音色でクラシックやボサノバの名曲が奏でられていく。

                

とくに印象的だったのが、谷内さんのオリジナル曲『午後の海列車』。


この曲は、谷内さんが島根県の海沿いを列車で旅した時に着想を得たモティーフがもとになっているそうだ。


たしかにこの曲を聞いていると、山陰特有のどんよりとした空と鉛色の海が広がる物憂い午後の風景を、海岸列車の車窓からぼんやり眺めているような気分になる。



潮騒と列車の揺れる音がかすかに聴こえてくるようだ。


旅愁を誘う素敵な曲だった。




この日の着物


きものは、胴裏に「難あり」だったため、袷から単衣に自己流で仕立てなおした紺地の紬。

帯は、義母から頂いた紬地の帯を、自分で洗濯機で洗ったもの。

今日は腰だけでなく、胸にも補正をしたので、着膨れしたみたいに見えますね。



























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