この日はほんとうに涼しくて、夜は25度以下。
早くも秋が来たかと思われたほど。
例大祭が終わりに近づいたころに行ったので、人混みもそれほどでもなく、しっとりと、
どことなく寂しげな晩夏の祭りの風情が漂っていました。
朧げな提灯の明かりに浮かびあがる居囃子は、影絵芝居でも見ているようでどこか幻想的。
子供時代の夏の思い出のワンシーンのよう。
夏のはじめも好きだけれど、夏の終わりのノスタルジックな喪失感にも、甘くせつない懐かしさを感じます。
これが実に迫力があって、たまらなく素晴らしかった!
太鼓の打音が体中に響いて、スカッと爽快!
太鼓の音は邪気を払うというけれど、ほんと、ストレスがすっ飛びます。
頭の中や胸の内のモヤモヤ感が晴れて、まさに「太鼓セラピー」。
お江戸の祭りの太鼓のプレイヤーって、レベル高いですね。
あっという間に終わっちゃって、もっと、いつまでも聞いていたかった……。
今年も猛暑続きだったけれど、日本の夏って、いいものです。
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